雪の朝に想う

 昨晩から降り積もっていた雪に戦々恐々。10日ほど前には50センチほども積もって、駐車場から車を出すのに1時間以上も雪かきをしたあげく、腰を痛めてしまった。ようやく腰もいえようといういま、再びの悪夢かあああと思いきや、積雪は10センチほどであった。

 10時も半をまわる頃からは陽光もさしてきて、雪の山々が輝いていた。

 日本海側に、世界有数の豪雪をもたらす気候が、いかに豊かな恵みをもたらしているか、その妙なる自然の贈り物の価値に、まだ私たちは自覚的になれずにいる。

 雪のある暮らしに誇りをもっていこうという動きが飯南町で始まっている。

 い〜にゃん雪あり月

 形は他の冬のイベントと似ているが、その心意気は少々異なる。参画・参加・参集する人たちが、そこにいることに、そこに暮らしていることに、誇りを持てるということ、持とうということ、そこが肝要なのだということだ。

 鍵は「自尊心」。ぼくは、ここに「好奇心」という、もうひとつの鍵を見いだしたいと思っている。

コメントを残す