6月19日(日)〜21日(火)に出かけることになりました。ついこの間決まったので、行くところなど決まっていません。もともとは毎年の伊勢参りにあわせて近隣をめぐるという趣旨なので、伊勢に行ければそれでよしといえばよしなのですが、今回奈良に2泊するのは、昨年訪れた「粟ならまち店」がとても刺激になったからです。
今回は清澄の里の方へ行こうという話ではあったのですが、今日電話を入れてみたところ、20〜21日は休店で19日は予約で満席でした。
「銀花」に載っていたのがかれこれ○年前。東京で編集者をしていた頃のことで、書籍のネタとして考えていただけであって、まさかそれから吉賀町へ移住し、奥出雲へ移住し、焼き畑をやりながら、幻の粟を探し求めることになっていようとは。です。
粟を立ち上げた三浦氏は、奈良の在来である「むこだまし」を再生しているといいますが、他の粟の品種があればちょいと見てみたいですよ、ヒエ、キビなどの雑穀があればそこも。ちゅうわけで、とりあえず明日「聞き書き奈良の食事」を閲覧してみようかと思います。
井口先生に聞いてみようかな。
そして、数少ない読者の皆様、たまたま通りかかった皆様へ。
この伊勢行きは、奥出雲で新たな食をつくっていくためのヒントを求める旅でもあるのですが、ここぞというお店や農園などご紹介いただければ幸甚です。
※大阪ではスリランカカレーのお店「カラピンチャ」へ行きたかったのですが、こちらも休店日でした〜。
斑鳩の里の食-水田裏作のえんどうが潤す、塔のある柿の里
葛城山麓「竹内」の食-峠の清水がおいしい米を育む街道沿いの村
大和高原の食-秋きゅうり、トマトも育つ茶畑に、摘みこさんが散り茶の香が満ちる
奥宇陀の食-炭焼き、養蚕の力のもとは伊勢の魚と麦茶がゆ
吉野川流域の食-黒潮の香りを運ぶ塩さばが吉野の里の祭りの主役
十津川郷の食-熊野を結ぶ峡谷を筏が下り、つぼ切りさえれが遡る
古都奈良の宗教風土と味
人の一生と食べもの
奈良の食とその背景