『尾原の民俗』に焼き畑の記述があると聞いたので、確かめておかねばと思いながら、のびのびになっていた。所在はわかっているものの行く暇がなかった。話ついでに他の書もあげておこう。
★「悠久のふる里尾原北原の年輪 : 木次町尾原北原民俗誌」内田稔 編著;1994.12
→県立図書館開架にあり、一度閲覧。複写のため要再訪。木次図書館での所在未確認。
★駒原邦一郎著:私の村のはなし
→県立図書館蔵。仁多の図書館にはないようだ
★『日本の焼畑』佐々木高明/著;1972
→県立図書館蔵。要再読
★「牛と農村の近代史」板垣 貴志/著
→県立図書館貸出可
★「三澤乃神々とおやしろ」陶山親敏
→県立図書館蔵
さて、『尾原の民俗』だが、島大の地理研究室でささっと見て複写した。
備忘すべきことを箇条書きしておく。
◉前布施の焼き畑
・昭和40年代まで行われていた
・共同でやるときは1反。個人でやるときは1、2畝
・8月のお盆までに火入れする
・朝4時から火入れ
・ヒミチは6尺(約2メートル)
・1年目に大根、2年目に小豆、3年目に植林(桧、杉)
・土がいいと3年目も作物を植えた
雨が降らず、湖底が干上がった地点から望む、現在の前布施。