竹の焼畑2017~sec.15

 気温は33℃ほどまであがったようです。
 1名ほどではありましたが、13時〜15時30分までの間、2時間ばかり作業しました。
 中山裾野地での草抜・間引き・そして土用豆の播種です。
 
 えー、そして、春焼地状況です。
 牛たちを甘くみてました。雑草が叢化していたので、もうあがってこないだろうと思っていましたが、逆だったのです。そう、私は牛目線でなかった。彼女らは、食える草を求めてくるのです。(他の草は固くなってくるが、栽培作物は柔らかく食べやすい)。
 ……と思っておったのですが、いや、まてよ、と。
 これ、牛とは違うのでは? シカ?か。 
 そうかあ。シカならば合点がいくことが多い。
 むしろ、牛が入らなくなったことでシカが入ってきたのか!!
 すまん。
……
 明日、応急処置的に柵をつくろうというのは撤回し、まずは調査。
 ちなみに、下の写真、上から順に、アワ、タカキビ、ヒエ。
ホンリーは無傷です。




 ヒエとタカキビの収穫は絶望的。あきらめましょう。アワはいちばん食べられていないところへ柵の設置。こちらも収穫といえる状態には届かず、なんとか少しでも種取できればいいというための処置です。
 そして。夏焼地の野獣対策は必須としましょうぞ。
 区画の見直しも必要です。

浴室のコーキング

 気にはなっているけど、手をつけてないこと、つけられていないこと。そんなこと、誰にだって両手にあまるほどある、と思う。私のなかで、そのひとつがぽろっと足元に転がった。

 それは浴室のコーキング。

 そう。ずーっと気にはなっている。

 古い家でも浴室は新しくしてあるところが多い。新しくなった時代はそれぞれ、風呂釜の材質もそれぞれであろうが、水が漏れないということは大事な要素だ。築年50年以上の古い家を、少なくとも50以上は見てきたように思うが、壁材との間をコーキングでうめている場合が多い。最近じゃラバー状のもの(シリコン?)が多いのだろが。

 そして、このコーキング材は必ず劣化する。ひびが入るくらいならまだよいが、かけて穴があき、そこから水がダダ漏れとなるとかなりよろしくない。

 我が家の浴室の場合、収縮して隙間ができている。そのスリットはごくごく薄いものではあるが。ダダ漏れではなくても、それなりに水はもれている、はず、だ。気をつけてそこに水がかからないようにはしているけれど。

 もれた水がどこにたまるかはわからない。たまるまえに蒸発してくれていればよいが、湿度はつねに高い状態であると思われる。しかも、浴室の床下をどう施工しているかはわからん。密閉状態なのだ。もともと増築したところへつくってあるので、母屋に影響が少ないだろうことが救いではあるのだが。

 そういえば、と言いながら話をそらすことをお許しねがいたい。

 コーキングの補修が必要な浴室ではなく、古いほうの元浴室はおもしろい構造である。浴室、キッチン=台所という場所は家屋のなかでも変遷いちじるしい区画である。我が家の場合は、屋外に焚口があったのだろうが、なくなって、いまは土間だ。その片鱗は外壁にのこっている。戦後普及したとおぼしきピンク色のタイルが腰壁に残る浴室は、その後、灯油のボイラーで湯をわかす方式に変わった時代をへて、いまは物置となっている。腰から上は漆喰塗りだ。天井は板張りで中央に湯気を逃がしていたらしい四角い窓がある。あまり見ない形だ。

 さて、60年ほどの時を刻んできた小さな平屋の家。大切にするということは、手をかけていくということ。1週間は温泉に通う時期をつくって、乾燥させたのちにシールするんだろうね。多少けずったほうがよいのか、いまある上からいくのか。コーキングをとる道具もいくつかある。マイナスドライバーあるいは他の小さなスクレイパーでも事足りる、気も、する。そういえば買っていたような、気も、する。

 ……といったところまでで、1ヶ月後に再考ね。

 

竹の焼畑2017sec.2【報告】

 5月5日(金)、こどもの日。最高気温24℃。晴れ。

 1名にて竹の伏せ込み作業を行いました。途中、ローダーでからまった竹の山を崩せないかと試みるも、歯がたたず。次回、ワイヤーをつかってできないかなど検討して出直しです。

 人力は微々たるものといえど、やったぶんだけは片付きます。

 13時〜17時半、みっちりやりました。

 あぁ〜。麦酒がうまい。

ダムの見える牧場の乳牛が山にあがりはじめました

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 こちら(上)の写真は、2016年9月17日に確認したダムの見える牧場のホルスタインが山をあがりはじめたその第一歩です。この時には、1頭ほどが蕎麦畑に多少入ってきた程度でした。2メートルほどの急斜面となっており、かなりの力がいることと、春からこの方、あがった形跡がなかったのです。この段差、ちょうど2年前の9月には、あがろうとして中途まで足をかけながら、断念していた痕跡がありました。気力、体力そろってはじめて登りきれるものだと思っておりましたよ。崩れた斜面に残る足跡から受ける印象として。
 ここから上に10メートルほどもあがったところに、焼畑のカブが花を咲かせていました。タネ取りできるようなそこそこよいカブです。10日ばかり前でしょうか、種取候補となるような良好なカブの存在を確かめています。とりわけ、斜面一番上にかたまっているブロックをメモリーにマーキングしておったばかりです。
 そして、昨日2017年5月3日、な、な、なんと、牛が食べている!!! しかも、最上部のエリアの一等いいカブを。写真ではややわかりにくいのですが、相当な急斜面です。はじめて来る学生はこわくて立てないほどだというのに。
 やられたと思いながらも、これはGood News。ここまであがれるということは、急斜面が多いこの山も(そのままで;人間が道をつけるまでもなく)放牧地としていかせるといううことでもあるのです。
 

 これまでも山に入ってはいましたが、この写真のように「あがる」ともいえるところまで入ったのはここ数週間の出来事です。
 火入れの場所を考えなおさねばですな。どこでやるにしても柵は必須となります。手間がかからんやり方・場所を考えるということ。
 牛には入りたいところへ入ってもらいたい。柵をもうけずにできればよいのですが、ちょーっと無理ですね。うまい方向で検討したいです。

竹の焼畑2017sec.1【報告】

 5月3日(水),快晴,最高気温24℃(たぶん)。10時30分〜15時00分の作業でした。参加者8名。
 ランチはタケノコカレー。茹でる時間が足りず、途中ひきあげて焼き、トッピングにしたタケノコですが、シーズンもあと2〜3日で終わりかなと思います。
 人手不足により、竹の運搬と伏せ込み作業が予定までいってません。島根大里山理研究会から追加でもう1日出るといっております。奥出雲山村塾でも1名が明日出動予定!
 

【記録】タケノコ山の春遊び其の一

4月9日(日)。小雨交じりの中、桜を観るではなく、竹山「あそび」という興趣に足を運び、手を動かした男女は12名でした。女性が半分を占めたというのは春の僥倖でありましょうか。
タケノコは不作(まだ早い)でしたが、いただきもののキクイモ、山から摘んできた茎立菜をとりまぜ、みなさん絶賛だった頓原の合鴨米、自家製味噌による豚汁(来年こそ猪汁を)を、おいしく、ありがたく食しましたぞよ。
次週こそタケノコがほれますように!
下の写真は翌日4月10日の木次の土手の桜
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岩のカマド

椎葉で見た岩のカマド。いいなあ、できそうだなあと思わせる。の、だが、そう簡単でもないと思う。開口のとりかたとか、内部のドーム構造のとり方とか、煙突の角度や長さなど。ピザ窯ほどではないにせよ、燃焼効率を高めるようなバランスをもっていないと、焚付のときに煙がかなり中にこもるはずだし、、。
まずは石と泥とで試作してみるべか。

蕾を楽しむ櫻祭

 昨年の今頃は下の写真ほどには咲いていた櫻は、今年は蕾のままである。祭りという天地自然との絆が根底にあるべきものも、いまの世は、人の都合が優先されるがため、櫻の未ださかない櫻祭りが今日と明日、住まいしている木次で開かれている。
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 あぁ、しかし、春らしい日和だ。
 櫻の咲いてない櫻祭は蕾を観て楽しむ。そう、あの蕾の中には山のほうから降りてきた「サ」が、遠い昔から私たちがそう呼んできたものたちが、いまかいまかと大地に飛び散りいでるのを待っている。目には見えねど、たしかにそこにあるものの存在を祝う日。
 そうこう書いている間に、電話が何本かかかってきて、カフェの手伝いに加わるのである。つつきはまた今晩。

森と畑と牛と 4月に開くふたつのイベント

今日はお昼から森と畑と牛との幹事会。奥出雲地方は時折り小雪が舞う風の強い日。ダムの見える牧場事務所で事業の進捗と4月のイベントについてなどを話し合いました。
4月のイベントとは、筍掘り自然体験と焼畑シューの試作販売。後者の焼畑シュー販売は、今回はクリームに注力して生地に入れる雑穀はなしでいきます。その代わりといってはなんですが、焼畑産の仙人穀と糯粟で何かつくって試食してもらうことにしました。いくつか案はあるものの、何をつくって供するかは、カフェ・オリゼさんほかにご助言いただきながら進めていきまする。
日にちは4月29日(土)10時〜17時、奥出雲町の絲原記念館前の駐車場です。町内の新しい取組をはじめている団体・自営業7者を中心に出店するなかのひとつです。森と畑と牛含め(ありたいですし目指しますが)、独創性の高いちょっとおもしろいイベントになりそうです。親子で楽しめる体験をどの出店者も意をこらし考えをめぐらせて提供しますので、ぜひぜひ脚をはこんでみてくださいまし。
詳しいご案内はまた改めて!
そしてもうひとつの筍掘り自然体験についてーー。
森と畑と牛とのfieldでは、今年も竹林を皆伐施業したところがありまして、筍の大量発生がほぼ約束されています。あわせて伐採した竹が作業道に積まれたままです。さあ、どう料理してくれましょうか。アイデアだけは積んだままなので、落とし込みながら、またこれも近々にご案内します。お楽しみに〜♪

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昨年の4月、とれた筍をロケットストーブで煮るの図。

奥出雲ラボフォーラム〜絲原家の可能性〜雑感

facebookから転載しつつ、のちほど大幅に加筆する予定です。

絲原家居宅で開催されました奥出雲ラボフォーラムからは多大な示唆を受けました。主催の方々へ感謝する次第。

参照リンク

https://www.facebook.com/hirokazu.sakuno/posts/1387363777951862?pnref=story

https://www.facebook.com/kazuyoshi.udagawa.3/posts/1456554281044173?pnref=story

さて、「森と畑と牛と」の業務でしたので詳細はそちらの会で報告するとして、私的感想をふたつ。

◉写真は会場のふすまの引手です。七宝焼が美しい大正年間のものと思いますが状態がよかったです。いいものが生きているなあと。

◉これからの観光はパッケージで買う時代になるのだという予感をひしひしと感じる内容でした。個人で旅程を組み立てること、端的にいえばサービス選択の難易化がどどっと進行するのではと。旅行業法の緩和なり特区ではじまれば、チャンスかもしれませんが、よい流れではありませんね。

そして蛇足。

宮本常一が、農村への観光に希望を見出し、絶望していったコラムを読んだときの記憶が蘇ります。だからこその希望でもあるのですが。

◉バリ島のアマンダリがアマンマジックとしてリゾート業界を震撼させてから十年あまりが経過し「魔法は消えた」というコメントを寄せる人もいます。が、そうでしょうか。バリ島「観光」は、1930年代から始まる長い蓄積・紆余曲折が土壌です。

たたら山内がそうした道を歩むのだとしたら、百年の計でのぞむことが条件でもあり、それは絲原家をはじめとした旧家ならばこそできることなのだと思います。