竹の焼畑2017~sec.23

夏焼火入れに向けての最終調整日、8月4日(金)です。猛暑日。最高気温で35℃であったでしょうか。
この日の参加者は5名、、、の予定でしたが、窮状を救わんとする何かが動いたのか、ひとり増え、二人増えで、最終的には8名で取り組みました。
9時~16時までの作業で、おおお、なんとか形になり、今年も準備は整いました。
明日の火入れ。
うまく焼けますように。


竹の焼畑2017~sec.21

7月30日(日)です。夏焼きへ向けての焼畑整備、その何日目なのでしょう。
この日の参加者は4名。
朝の9時30分〜午後3時まで、みっちり作業しました。進んだのではと満足。しかし、人が足りんので準備が黄信号です。
天気予報とのにらめっこは相手が笑ってくれたようで、8月6日の火入れ、天は「良し、やれ」と言ってくれているようです。



竹の焼畑2017~sec.17

7月22日(土)。夏焼きへ向けての焼畑整備、その5日めです。
この日の参加者は、な、なんと3名。
いや数ではありません。問題は。
内容についてはのちほど追記するとして、畑地の状況をお伝えしましょうぞ。
・中山東南上部
アマランサス赤穂選抜エリアです。日照の影響なのか間引きをさぼったからなのか、成育は遅れています。モチアワはようやくのびてきました。間に合うのか。大豆はぼちぼちです。

・中山裾部
先週、牛の侵入対策をした箇所です。今のところ最終ラインは突破されていません。牛に食われたモチアワですが、なんとか葉を出し直しており、ひょっとしたら出穂から収穫へとたどりつけるかというところ。

・アマランサス間引き
ここまでほたらかしちゃいかんですよね。そら成育が遅れるわけだわな。反省。

・春の火入れ地ホンリー
一度はあけたゲートを閉じてみています。が、食害はさらに拡大しているようなそうでないような。食われた脇から芽がでてきていますので、このまま食害なしでいければ実をつけるはず。葉が枯れかけているものがちらほらあります。水か窒素が足りないのでしょう。猛暑も一因でしょうか。種は台湾高地のものですからね。

・サツマイモ
やや遅いきもしますが、草刈りを丁寧にしていることもあり順調か。

・ヘミツルアズキ(ハタササゲ)
ここまで大きくなりました。

竹の焼畑2017~sec.14

7月6日(木)の活動状況です。
参加者は5名でした。島根大学4名:9時30分~16時00分。地元1名:11時20分〜16時00分。
晴れ時々曇りで、最高気温は28℃。夏の作業としては気温も低めですが湿度は高く、身体にはこたえました。力ではなく気が重要。同じペース(指標のひとつが心拍数)を維持して動くこと、こころに留めおくことですね。
さて内容です。
夏焼準備の初日でした。8月火入れ地点のマーキングと北東斜面竹林の下草刈り。若干の伐倒を行いました。9月火入れ地点の測量と大まかな位置取りもしましたよ。
アマランサスがようやくのびてきています。収穫はおそらく昨年より1月くらい後ろになるかとおもいます。
◉発芽成育状況(2016年火入れ地:蕎麦跡地)


◉発芽成育状況(2016年火入れ地:カブ跡地)

竹の焼畑2017~sec.12,13

活動状況です。
7月1日(土)には1名で14時〜16時に草刈り。2日(日)には10時〜15時30分まで10人が火入れ地観察と打合せを行いました。
以下は7月1日(土)の状況です。
◉発芽成育状況その1(2017春焼地)
ホンリーはぐんぐんとのびています。

モチアワもようやく出揃った感あり。ここから追い込めるか。間引きはほとんど施していませ。再生竹の除去のみ。目下のところ他の草の発生もないです。風の強さに倒伏気味ですね、栽培種ならではか。

ヒエとタカキビですが、牛にくわれながらも、総体としては生長中。共存共生の道をいかに築くかの試金石でもあります。まず入ってくる牛の個体数が少ないという状況下なので、あくまで試金石ですが。

モチアワのこぼれ種がおのればえしています。草を刈ると他の草の下から出てきます。大変興味深い。(雑草には負けているが、発芽して生長もできている)。

竹の焼畑2017~sec.11

雨が足りない日が続いています。灌水設備をもつ野菜農家からも悲鳴がきこえてくる今日このごろですが、われらが山畑はいかに。
どうしたもんじゃろのお。これでは「人口減少局面における中山間地の新たな土地管理手法開発」などと、言えた口ではありません。が、しょんぼりしてる場合ではないのです。いま、かんがえはじめているのは、「焼かなくてもいいじゃね」的方法。
「焼く」ことに注力するあまり、ちょっと他に目が向きずらいという面もあるしですね。混作。これを試してみたい。
草との共存、いっそ、牛との共存です。
牛にくわれてもいいような、そんな農ができたらおもしろいなあ。
さて、本題です。
6月23日(金)焼畑地状況
◉発芽成育状況その1(2017春焼地)
・ホンリー…前週の2倍ほどには成長しています。育ちざかり。

・タカキビ…牛に食われたところは、まちがって密になっていたところです。パラパラとばらけていると食べられにくいのだということですね。

・モチアワ…ようやく伸びてきました。発芽率は悪いです。計算してませんが、2〜5%くらいか。

20170623-P126009002

・ヒエ…半分くらいは牛に食われました。トホホ。回復してくれればよいのですが。
・サツマイモとツルアズキは草に覆われており、確認を断念(すみません、最後に見たので疲労でちら見くらいしかできず)。
◉発芽成育状況その2(2016夏焼跡地)
・アマランサス…やっと。やっと。遠くからでも視認できるほどに生長してきました。カブ跡地にまいたものは、牛に食われる覚悟で放置していたのですが、どうやらまだ食われてません。いつ味をおぼえるか、それが問題。そうなるまえに背丈を伸ばしてくれれればいいのですが。

・モチアワ……中山エリアには松本在来をまいてますが、発芽率わるし。覆土の問題なのか、土の問題なのか、種の問題なのか、旱の問題なのか。考えすぎるのもいかんので、思い切って昨年とった岩手在来の種を適当にえいやっと方方にまきちらしました。どうなりますか。
・タカキビ……林原在来を10m一列ぶんほどまいて、あとは50粒程度を、これまたえいやっとほうぼうに放り投げました。

◉その他
春焼地の再生竹がいきおいをましております。畑地部分と周辺部で目立つものは刈り取りました。アマランサス、モチアワ、タカキビ、それぞれ最後の播種。数日以内で発芽すればなんとか収穫までいけるかもしらん。来週から大豆、ツルアズキ、土用豆をまきはじめます。
この日の実質作業時間3時間×1名。
おまけの1枚は100年(千年?)の森づくりをうたう山を削った斜面。どうなるんかハラハラしてしょうがない。昨年から地面の草類、落葉はすべて撤去する管理に移行したようで、はやくも急斜面の土壌流亡がめだってきた。芝の類でも植える計画なのだろうか。浅学ゆえ余計な心配が先にたつ。新たな自然管理手法と思われ、どなたがご教示いただければ幸い。

竹の焼畑2017~sec.10

6月18日(土)焼畑地状況(2017春焼)です。
この日、最高気温は28℃程度か。「梅雨入り」してからほとんど雨が降りません。梅雨の定義をよく知りませんが、もはや梅雨ではない、でしょう、これは。「作物栽培」にとってはシビアな日がつづきます。
◉発芽成育状況

・ホンリー…順調です。同じヒユ科である昨年のアマランサスと比較するに発芽が均一で、大きさが揃っています。
・タカキビ…発芽ステージは終了か。手がまわらずまけてないところ多数。蒔きたいところ。

・モチアワ…播種から1ヶ月以上たって多少出てきました。部分的にでも追い蒔きしつつ、少しでも追っかけ種をまいていきます。
・ヒエ…順調。この倍くらいは隣地にまきたかったのですが、今年は断念します。牛が少し食べてました。昨年は誰か(シカ?)にごそっと食べられたのですが、タカキビ、ホンリーには手を出していないところをみると、ヒエはうまいのかもしらんですね。
・サツマイモ…草にうもれつつありますが、まだ大丈夫でしょう。
・ツルアズキ…発芽は確認できず。
◉草刈り
東端裾が薮化しつつあったので刈払。
◉その他
モチアワ、アマランサスは6月播種でも収獲までいけるかもしらん。中山のほうが土がやわらかいので、そちらでまくのもよいのですが、この場所は土が粘土質&竹の根がまだガチガチのために、鍬の刃がたたず、耕起難。機械でとも思うのですが、大変危険ですね。刃の使えなくなった刈払機で浅くかいてまくかとか、思案中。です。

竹の焼畑2017~sec.8

晴れのち曇り、西の風、ときおり強く、気温は12時で26℃くらい。暑さは感じず、快適でした。久しぶりの山仕事で、筋肉が張り手には豆をつくってしまいました。
さて作業時間は11時〜14時半(うち休憩20分)。参加者は1名です。
6月10日(土)
焼畑地状況:2017春焼地》
◉発芽成育状況
・ヒエ…順調。

・ホンリー…大量発芽。密です。2週間後に間引きか。


・タカキビ…発芽率4割程度か。順調。

・モチアワ…播種1ヶ月を経過して発芽率は1%以下です。追い蒔きするつもりでしたが、非耕起エリアにいくつかちいさな芽がみられるので、あと5日程度様子をみることにしました。他のイネ科の雑草かもしらんのですが。
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◉草刈り
蕎麦等栽培予定地を草刈り。
◉その他
牛が山を越えて2〜3回程度入ってきています。
ホンリー、タカキビ、ヒエは食べられるかもしれません。柵をつくれればつくりたい。
《2016夏焼後蕎麦跡地》
◉発芽状況
・アマランサス…やっと発芽を確認。ただし数量わずか。

・モチアワ…いまだ発芽0。
◉播種
上記の下の段に鍬入れしてアレチノギクをとりのぞいた後に、モチアワ(松本在来)を、その北西部にアマランサス(種取した赤穂中心)をまきました。

◉その他
牧場で依頼しているきこりさんの草刈りが入りました。きれいに刈られましたねえ。3人役で0.7日くらいか。

《2016夏焼後カブ跡地》
◉発芽状況
モチアワ、アマランサスともに認められず。0。

竹の焼畑2017〜sec.7

明日、山へ行って発芽状況の確認をする予定。状況によっては追い蒔きも。そして耕起&種蒔きと苗植え少々もある。その前に前回の記録をさくっと。遅ればせながら。
6月4日(日)最高気温24℃(おそらくこのくらい)
11時30分〜14時00分 1名にて作業。
・中山の再生竹処理(伐採あるいは頭切)
・草取り、発芽状況確認。