http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1705/29/news148.html
ITメディアが報じている標題のニュースについて、感想を控えておく。
1. 成分を抽出したらリサイクル? 抽出後の残渣は相当量にのぼるような……。抽出過程で投入される資材、エネルギー投入はどうなっているのか?
2. コーヒーかすが通常の食品リサイクルのルートに入れないため、産廃処理コストが相当なものであり、またそれがゆえに研究も盛んであることは見聞していたが、このリリースはその中でも筋のいい話ではないようだけど……。
土の生命力を賦活させるための手法をあれこれ試したり、もがいたりしているなかで、気になったのです。コーヒーかす、、、かあ。と。多孔質の個体であろうが、炭などとは違って微生物の棲家としてはよくないらしい。その理由が、この記事中にある、抽出する成分である”コーヒー酸やキナ酸”であるとしたら。。。抽出後の滓の方こそが、じつは土壌改良等に有効な「売れる」資材であるのだったら、このニュースの効果は相当なものだと思うのだが、真相はいかに。