数日前から急に冷え込み、ストーブに火を入れた。つい2週間ほど前ではなかったか、扇風機を片付けたのは。裏の畑と庭を少しだけ手入れ。庭はナニワイバラの整理とバラに木酢液を噴霧した。およそ300〜500倍希釈にて。容量をはかるのに、スポイトではなく小さな容器があるとよいので明日調達の予定。ストウチュウ用の焼酎と穀物酢もあわせて。
畑ではタカキビの様子をみて何本かとった。干してあるアマランサスの穂がもういい具合。来週は脱穀作業を段取りしなければと思う。忙しいな。
一昨日色が濃くなっていた甘柿の実をひとつとり、昨日食べた。まだ渋みが芯にあったがうまかった。昨年よりよくなっていると思う。里芋はもう掘り上げてもよさそうだ。
小麦、大麦の播種準備を進めねばと。明日、木酢をまいておこう。畝間には米ぬかか。
ということを考えつつ、あれこれで、一日が終わった。
あれこれのひとつとして、調べ物。碧雲湖棹歌が少し心にしみた。碧雲湖とは宍道湖をさし、永坂石埭の詩が嫁ヶ島にある石碑に刻まれている。
美人不見碧雲飛 美人は 見ず 碧雲は飛ぶ
惆悵湖山入夕暉 惆悵す 湖山の 夕暉に入るに
一幅淞波誰剪取 一幅の 淞波 誰か剪取したる
春潮痕似嫁時衣 春潮 痕は似たり 嫁する時の衣に
読書中のもの。
†. 岩田重則,2006『「お墓」の誕生ー死者祭祀の民俗誌』岩波書店