今日は午後から、森林作業道敷設の取材。昭和51年ごろの植林でほとんど手入れはしていないという山主の言。確かに一見荒れているのだが、どの木も健康に見える。切ってみると「目のつまった色艶のいい材」。「手入れするといい山になるよ〜、これは」とは森の名手・響さんの言。その響さんとて「最初来たときは、あぁ、引き受けるんじゃなかった」と言っておられたように、よさがすぐにはわからない。けれど、なんとなく、気持ちいいのだ。下層植生も貧弱なのだが、よくみると、小さく少ないとはいえじつに多種多様な樹が散らばっている。
少し大きな谷に出て、その水の美しさに引き寄せられおりてみた。上の写真。
帰宅後たしかめてみたら、岩屋寺の切開へと至る谷だった。国の天然記念物で、”切開の峡谷底部に伏在する断層破砕帯の存在が明らかに”なったのは2005年。ウィキの解説が詳しく新しい。日をあらためて行ってみますか。