1976年10月22日撮影の航空写真です。島根県の尾原ダム・さくらおろち湖の自転車競技施設上空。
ダム建設に伴う居住移転の後、この谷戸には建設残土が入れられ、芝生の広場ができました。
一段高くなった広場の横は、みるみる湿地と化し、いかんともしがたい状況に。
水路をきって、排水をよくしたところで、さといも、こんにゃく、くらいはつくれるのかなと思ってみたりしますが、基本的には「自然に戻す」場所。問題はそこに人の手がどのようにどのくらいかかわるべきなのかということ。
そして、なにより、ここは「人が集う」場所として創り出していくところなのだなあ。
ほかの練習問題をとくことから、と、とりあえずは位置づけました。
研修・体験レベルの者であれば、竹を刈るくらいは問題なしといわれていますし、「GI」、ビオトープへの布石としてよいのかなあ。しかし、これは難易度高そうです。
この周辺には民家が皆無なのですが、そのデメリットをメリットに変えるような何かが必要です。まったく新しいタイプの里山修復体験(実験)場??