「塩の道」でバリ島の塩田を思い出し……

 つれづれなるままに。

 民映研のフィルム紹介のページ。

 https://www.facebook.com/1589550734592252/videos/vb.1589550734592252/1659641190916539/?type=2&theater

 「奥会津木地師」の木地小屋づくりを観ていた。小屋組をたてる。現場仕立てでつくる。水を引くのもそう。水を引いてくる、木桶に入るようにする。

 そう。小屋があって、水がある安心は、他をもってかえがたいものだ。小屋は2日がかりでつくったと言っていただろうか。早い。

 さて、水が生きるのに欠かせない、大切なものであることは、少しの想像力をもって喚起できる。だが、塩となると、どうだろう。そうして、宮本常一の「塩の道」を読み返してみて、また新たな見方ができた。できそうである。生業、暮らしが成り立っていく、その精妙さ、とでも言えるだろうか。そこらをよりきちんととらえるためには、「成長」や「発展」というものへの理解を深める必要がある。

 ……と思った。

 塩づくりで思い出すのは、バリ島の塩田。静かな波の音と、強烈な太陽と、塩の香りと。ページがあったので、ひいておこう。

 25年ばかり前と変わらない風景である。

http://www.bright-ocean.net/cgi-bin/shop/goods_detail.cgi?CategoryID=000044&GoodsID=00000464

 

 

流域圏で考える環境セミナー思案&試案&私案

 9月26日にせまってきました。
 さて、作戦です。テーマをふたつ用意することは思いつかなかった。むしろ3つあってもよいくらいかもしらん。ひとりなので、
1)環境セミナーのチラシをつくる
 従来通りのテーマでいきます。どうしましょ。何をめざすのかをいえばいいのかな。テーマは「焼畑」。民俗学、歴史地理学、からのアプローチということと、広義の環境学国学、とりわけ宣長の自然観との関係からよみほどき、つなげてようと試みようぞ。
2)別テーマのチラシをつくる…こっちは1)とは別なのだが、広報は同時展開と。あくまで付録ですから、準備にさく時間を少なくしたい。テーマは「環境」と「市場」を出版からみて。かのお。こちらは1)をかなり否定していく内容になると思う。石渡正佳氏へ連絡をしておくこと。『産廃コネクション』『リサイクルアンダーワールド』『環境危機をあおってはいけない』などが資料となる。こちらは前述2著の編集者としての語り。
3)付録として「空き屋再生の町づくり予告編」を20分くらい。これはほぼ準備なしで、一気に語りまくる。『年収200万円からのマイホーム戦略』の編集者としての語りです。