7月24日は1時間半ほど山仕事。間引きと火入れ地の様子見である。様子見のほうは何を見るわけでもないのだが、何が生えているのかとか、今の時期の風はどうなんだろうとか。そんななかで土をみて少し驚いたので、そのことを記しておく。
こちら、竹を伐り火を放って3年目の土である。
1年目は鍬を振り下ろせば跳ね返さんばかりにガチガチであった。この日、振った鍬はさっくりと土の中に潜り込むことができた。いまだ根は張っているものの、ぽろぽろとくずれる。あともう2年もすればフカフカになるのではないか。今段階で歩けばクッション性をもっているのではっきりとわかる。腐葉土の上とまではいかないが、明らかに違うふかふか感がある。
これ、森に戻るにしても、畑にするにしても、大変なポテンシャルをもった土だと思うのだ。
どうだろうね。
土用の丑は昨日だったか今日だったか。意外にもウナギのことに言及する声は聞こえてこなかった。スーパーの売り場をみればわかるように、もはや高嶺の花であって、そうやすやすと買える代物ではない。
だからこそ、この日に買おうとなるのだろうが、もはや無理も限界であろう。
巷間よく知られているように、ウナギはもともと夏には売れないものだ。その旬は油ののる冬である、天然ものであればなおさら。ただ養殖であれば季節は関係はないようだ。江戸時代後期、夏に売れないウナギをどうやったら売れるかということから「土用の丑の日に鰻を食す」という新習慣ははじまり、養殖の時代になり、稚魚の乱獲と表現されるが、それどころではない。約半数が違法な取引で稚魚を入手し養殖しているという報道があったのは3ヶ月前であったろうか。
な、ら、ば。
鰻に変わる土用の丑の日の新習慣を発明したらよろしいだろう。
そこで、ウのつくものではないが、シのつくものであれば、困っているものがある。
シカ
土用の丑の日に鹿肉を食べる。
なんとかならんもんかのお。