竹の焼き畑2016-sec.18

 8月3日(水)。奥出雲の佐白では夕立の一滴も降らさない夏が続いています。火入れまであと2回の整備を残すのみとなりました。今日は面代が久しぶりの参加(というより現場確認)で、島大からは4人の、計5人での作業となりました。
 いろいろ書きたいのですが、写真をまずはあげておきまーす。



7月が終わる日に〜焼畑へ向けて

 足の指の骨折は順調に治りつつ、腫れもおさまり、現地の確認くらいならできるかと思っていた矢先、腰を痛めてしまったのは2日前です。
 7月31日。最高気温は33℃くらいだったでしょうか。この日の焼畑地の作業はいつもの島根大レギュラーメンバー3人でした。
 自宅で待機していたところ、このような画像が送られてきまして、この後、アマランサスとヒエの間引きをやったようです。えらいぞ。


 妻に車を運転してもらい差し入れのスイカを届けてきました。
 腰の治りは鍼灸がきいてきて、かなりよいです。水曜日の作業日には視認くらいにはいけるかな。あ、それより、カブとソバの種を持って帰って整理することはその日には必須となるでしょう。
 さて、身体をいたわりつつ、できることを粛々と進めて参ります。

竹の焼畑2016〜夏焼きの火入れ日

 今年(2016年)の夏焼きの火入れ日がかたまりました。

 8月6日(土)を第一候補日とします。

 天候等により順延する場合、8月12日までのところで再調整します。

 さあ、カウントダウン。あと5日で仕上げます。まさに山場!

(  )内は松江からの参加者が島根大学正門前を出発する時間です。

■伏込み・火道切り作業

7月20日(水)

作業時間:14:00~17:00(13:00 島根大学正門出発)

7月23日(土)

作業時間9:00~15:00(8:00 島根大学正門出発)

7月30日(土)

作業時間9:00~15:00(8:00 島根大学正門出発)

7月31日(日)

作業時間9:00~15:00(8:00 島根大学正門出発)

8月3日(水)

作業時間9:00~15:00(8:00 島根大学正門出発)

8月5日(金)

作業時間9:00~15:00(8:00 島根大学正門出発)

竹の焼き畑2016-sec.13~茨の道

 奥出雲山村塾の面代が足の甲の骨折により、当面作業からは離脱とあいなりました。先週、7月10日(日)のsec.12の折、伐採後落下してきた竹桿が直撃していました。伐採講習で「ベテランがよくやるやってはいけない切り方」をやっていたようです。いけませんね。腰を痛めて竹桿を動かせず「つい」やってしまったと言っています。そうなのです。いつでも事故は、「わかっていながら」という場面で起こるものです。やめるべきときに「やめる」ことを本当に学ばねばなりませんね。

 難しいことですが、簡単にしようと思えば、そのコツはただひとつ。「迷わない」ことであります。どうしようかという気持ちの揺れは、それだけであやういのだということです。はい。

 閑話休題

 この日は、島根大学からのレギュラー3人が山に挑んでいます。曇りと晴れがかわるがわるという天候だったのではと思います。

 この日の様子を動画であげています。現場の確認画像として送られてきたものです。

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 この動画で斜面下に見えるところの竹の量が少ないので、上から移動させて積む作業をしています。そして、この動画には見えませんが、山の馬の背部分の区画の整理も同様にしたとのこと。

 8月上旬に向けての進捗としては多難ではあります。そこは状況をみながらいくつかのプランをもって進めていきますので、お手伝いしたい方、がっつり参加したい方、応援したい方、見学したい方、ぜひ、島根県仁多郡奥出雲町のダムの見える牧場まで、きてみてね♪

 

焼畑ゼミ2016@島根大学〜第4回

 今回読解する章において調査対象となっているのは、台湾のキヌラン村(去露村)です。屏東県霧台郷去露村。1970年代の調査ですが、今現在どうなっているのかも気になるところ。
グーグルマップには地名のポイントがありませんが、霧台(ブダイ)と阿礼(アデル)の中間に位置することからして、この写真(ストリートビュー)の左に見える集落ではないかと推理しました。
2013年3月のビューです。入山許可がないと入れないというのはこの道をみれば納得。
https://www.facebook.com/events/131220093973382/

竹林景観ネットワーク

 昨日は竹林景観ネットワークの研究集会が島根県飯南町中山間地域研究センターで開催されました。(本日はエクスカーションです)レポートは追って!

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 樹冠ネットワークの発表でも話題にあげられました、存続問題に揺れるJR三江線「竹」駅です。

https://www.facebook.com/balanet2/

《発表プログラム》

・後迫辰哉(県立広島大学):中実マダケ竹稈の組織的特徴の解析

・江上浩(住化グリーン株式会社)・久本洋子(東京大学千葉演習林)・鈴木重雄*(立正大学):事前伐採と塩素酸ナトリウム粒剤(クロレートS)全面土壌散布の組み合わせ処理による放置マダケ林の地上部および地下部調査(3年経過時点)

・河合洋人(NPO法人竹人):Google地理空間情報は竹林の健康診断に有効なデータとなるか?

・河本大地(奈良教育大学):茶筌製造業の現状と展望―奈良県生駒市高山町の事例を中心に―

・西政敏(島根県西部農林振興センター):島根県中山間地域研究センターにおける竹に関する研究

・面代真樹(奥出雲山村塾):竹の焼畑里山利用をめぐる枠組みの模索~島根県奥出雲地域におけるNPOの挑戦

・大津裕貴*(鳥取大学)・羽里信和(徳島地域エネルギー)・小池浩一郎(島根大学):そうだ、竹材を売ろう!‐竹材の燃料利用の可能性‐

・國光謙壯*・中村孔紀・小池浩一郎(島根大学):タケヤブヤケタ―仁多郡奥出雲町での孟宗竹林の焼畑

・國井加代子(樹冠ネットワーク):郷蔵普請と竹取のかぐや

・和田譲二(NPO法人緑と水の連絡会議):石見銀山石銀地区での景観整備の取り組み10年

アマランサスの間引き菜はほうれん草のように食うべし

 発芽しなくてやきもきしていたアマランサスがどんどん生長しています。

 種の蒔き方がやはり雑すぎだったため、困ったことにもなっていますが、次回への教訓として種まきの練習を必修として課すことを決意させたということで、よしとします。

 さて、大量の間引き菜が出てしまいましたし、これからも出ます。

 その場で葉っぱを囓ってみたところ、苦くてこりゃだめだと思い、その場にうち捨てつつ、中には根がうまく残っていて移植できるものもあるやも、ということで、持ち帰りました。

 畑の隅に2つ3つと、小さなもので状態のよさそうなものをポットに4つ5つ。

 はぁ〜疲れました。ちなみにアマランサスのほかに、

 移動も含めて午後1時〜5時頃までみっちりと。

 再生竹の除去

 アワの間引き……一部が何者かに食われていました

 ヒエの間引き……大量に!7割ほど!!!が何者かに食われていました

 ……を行っています。

 さて、夕ご飯の時間。妻に間引きの話をしたところ、「アマランサスの葉っぱは食べられるんじゃない?」と。Google先生に聞いてみたところ、どうやらほうれん草よりカルシウムが7倍とかなんとか、かなりの高栄養価らしい。

 さっそく裏庭にうち捨ててあったものをいくつか拾ってきて、軽く茹でてゴマで和えて食したらところ、美味い!!ではありませんか。

 土のえぐみのようなものがありますが、うん、これ、ほうれん草だといって出しても、わからないのではというほどに似ている。

 というわけで、大量に間引くことの後ろめたさも、どどんと解消され、今晩は気持ちよく眠りにつけるでしょう。おやすみなさい。

 

 

竹の焼き畑2016-sec.10~盛大に竹を伐るのだの巻

 6月25日(土)。曇りでした。湿度は高いものの、この時分山で仕事をするには過ごしやすい気候といえましょうぞ。さて、参加者は新人?3名(うち女性2名)もあって7名でした。
 ひたすら伐開につとめましたので、かなり進んだのではないかと。明日もあります。
 汗をかいたあと、山のてっぺんで、吹き抜ける涼しい風を受けてだらりと休むのは、ほんとにほんとに最高です。叫びたくなるくらいです。なんなら叫んでもいい。


失われた自然の再生とは

「失われた自然の再生とは何か」への回答として、さくらおろち事務局長時代にこたえたものがある。こういうものだ。

 ここにいう「自然の再生」とは、平成15年施行の自然再生推進法に基づき政府が決定した「自然再生基本方針」、ならびに平成24年閣議決定された「生物多様性国家戦略2012-2020」が基本方針とするものと同義である。
 すなわち「自然」は、人や人工物をも含めた生態系のことを指し、「再生」は狭義の「復元」の意味のみならず、修復、創出、保全、維持管理を含む。つまり、ここでの自然再生とは、人間が生態系の構造や機能を左右しうる存在であるという自覚に基づき、後世の人間が持続的に生態系の恵み(財、サービス、文化的価値など)を受け続ける持続可能性の確保に向けて、生態系を管理する行為である。

 そして住民参加について。

また、「住民参加」とは、内発的動機に基づく個人の自発的参加形態を指し、当該業務として実施する学習会へ、案内チラシや様々なインターネットサービスを使っての案内によって情報を得るか、参加経験者からの勧め等によって、その内容・趣旨を知って参加するその形態をいう。

 そして、環境保全活動を進める上での課題として、以下のように回答している。

 当業務を受託する団体の役割として、生物多様性・持続可能性を根幹とした環境活動を推進するうえで、以下のことを明確にすることが課題であると考えている。
生物多様性、②地誌・地理情報、③生態系を特徴づける物理・化学的環境要因、④地域の文化、社会、産業、⑤自然資源の利用に係わる技術について、
現状とその歴史的変遷をあきらかにしたうえで、そららに基づいて、どの範囲に、いつの時代に、どのような理由で、何が失われてきたかを、出来る限り具体的に把握し、目標・課題に反映させること。

 ま、そういうことです。
 時々読み返して反芻・記憶しておくために残しておくのです。
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写真はさくらおろち湖上流部の夏。湖底があらわれている。縄文遺跡もあれば水辺祭祀のあともあった場所。