小屋を建てる

「なぜ、男は小屋を建てたがるのか」
この見出しにしようとしてやめた。「たがる」という言葉に含まれる揶揄はことの次第を見えにくくするだろうと、そう思い直したから。

「小屋を建てる」
つぶやくような、控えめな発言であっても、この言葉を聞いた男たちは、敏感に反応する。心にさざ波がさあっとたつような。
軽い興奮が寡黙な男たちを上機嫌にしていく。。。みたいな。
家だとそうはいかない。小屋でないと。
自分で建てるものだし、そういうものとして認知しているのだから、観たり聞いたりするだけで、身体がうずうずと反応するのだ。

で、たいがいは掘っ建て式となる。掘り方も、深さも、地面も、柱も、他さまざまなれど……この動画のように樹皮で縛るのもいいかもしれんと……。ちょっとした構造物を葛で緊縛した経験から類推するに、乾燥するとよくしまって硬くなる。ただ、日本の湿潤にして寒暖差の激しい気候に耐えうるかはよくわからん。
物置小屋兼雑穀乾燥小屋くらいのものから少しずつ試してみたい。
さて、柱というと、最近ワタシは、怒った柳田国男の姿が脳内リピートされて困るんですけど、どうしたらよいのでしょう?

 
エピソード2はこれ
https://youtu.be/CddeK1BQA7c
 
エピソード3はこれか?

https://youtu.be/_6_D4BzAyGk