蕎麦を播く

 横田地方の在来種、横田小蕎麦6キロを入手しました。

 通常は1反ぶんだそうです。焼き畑の場合、どうなのか。

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 これから追記して、まとめていきます。

 まずは、種を届けてくださったYさんから聞いた話のメモ。

 大事なことだけでもメモ書き。

・刈るとき……手刈りするとき、根が浅いので、すぐ抜ける。鎌でおさえるようにして、手を動かしてすっと切る感じで。

・乾燥……晴れた日などときどきシートの上にひろげるなどしないとなかなか乾かない。

・刈りどき……次々に実をつけるが、待つより、最初につけた段階で刈ってしまうのがよい

・小蕎麦は背丈が信州などの一般品種よりものびないものである

・他の品種と交替で植えたりしても、交配がすすんでしまう。

 つづく。

「蕎麦を播く」への2件のフィードバック

  1. サントウ より: 返信

    はじめまして。飯南町に在住しているサントウと言います。耕作していない6畝程の土地で小そばを栽培したいと考えております。種を譲ってくださる方をご存知でしたらご紹介いただけないかと思い、農家ではないのでツテもなく、こちらの記事を拝見してご連絡しました。不躾質問失礼かと思いますが、お教えいただければ幸いです。

  2. サントウさま
    コメントありがとうございます。
    飯南町で小蕎麦を栽培されたいとのこと。奥出雲山村塾のフォーム(ホームページの一番下にあります)から、連絡先と理由経緯などお知らせください。
    ここでは、小蕎麦(奥出雲在来種)についてのことで補足をします。
    ・奥出雲在来の小蕎麦にもいくつか系統があります。
    ・この時、入手した種の受入条件は「交雑させないこと」でした。他品種を栽培している土地からは一定距離離れていること(地形等にもよりますが、山間地なら最低5キロでしょうか)。つまり、その種を受け入れたら、ずーっとその種を継いでいくことになります。
    ・こちらの場合、たたら製鉄文化の一部として薪炭林用地での残材を使った焼畑で蕎麦をつくっていた可能性を探ることと、焼畑品種として育成という目的によるものです。

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