竹の焼畑2017-sec.27

8月26日(土)。

八月も終わろうとしているのに、夜は寝苦しいほどに暑い日が続いています。それでも、昼のセミの声よりも夜の虫の音のほうが大きく感じられるようになりました。家の裏の畑では、花オクラが咲き始め、1mもあろうかという大きな葉を広げ存在感を誇っていた花ズッキーニも、その実に種を宿すようになり、種を採ってみようという株を残して根を断ち切りました。

そんな夏の終わりの兆しを感じながらも、天気予報は真夏日の注意を喚起するもので、最高気温は32℃だったでしょうか。それでも、七月八月の猛暑下をくぐった身にとっては、「涼しくなったね」と言いたくなるような日でした。そして蚊が多く、うるさく頭のまわりを飛び回るので集中力をそがれます。こりゃたまらんと陽のあたる場所で草刈りに勤しむことにしましたが、アブがちくちく刺してくるのにはまいりました。

閑話休題

この日は、学生4名、一般1名の計5名で取り組みました。

メニューは、来年春または夏の火入れに向けての荒廃竹林伐開作業です。

活動に初参加の学生もおりましたので、ガイダンスと座学による講習を行ってからフィールドへ出ました。ポイントをあげるということは山の作業ではかえって害にもなりかねないのですが、竹の伐倒について3つを強調しておきます。自分自身への言い聞かせも含めて。

竹を伐るときにーー

1. 倒す方向を決める。……なぜその方向なのか=倒す順番、倒した後に動かす順番。技術をあげていくことを意識して決める。なりゆきで切らない、倒さない。

2. 退路を確保。障害物があればのぞいておく。いくつかのパターンとシミュレーションをイメージする。

3. 意識してゆっくり動く。見る、聞く、感じる。平地と山とでは動き方も頭の働かせ方も変える。身体はゆっくり、頭は平地以上に回転をあげて使うこと。

そ。山で活動すると頭がよくなり、痩せることができるのですよ。

あなたもいかが?

コメントを残す