アマランサスの脱穀

2018年10月9日。

アマランサスの脱穀を、午後も遅い時間からひとり、牧場の資材置き場でカンカン、ヒュンヒュンやった。15時10分頃から16時45分頃までの1時間半ほどで、570gほどの出来だ。試行錯誤の3年前よりはずいぶんと手慣れてきたものだと自分でも思う。

もっとよい方法もあるのだろう。岩手なり長野なりに取材にいけば、よい方法が得られるやもしれない。来年こそはと意をあらたにしつつも、今年はどうするのだと、オークションサイトをひらいて、精米機、籾すり機、足踏み脱穀機をチラチラと見る。

小麦と米の脱穀をどうするか、なのだが、量が少ないうちは、もう手でやるしかないだろうが、脱ぷについては、カンを頼りにミキサーやすりこぎでやるのは、そろそろやめにしたいし、失敗が多すぎるのは気持ちの問題ではなく、持続性の問題として。

あぁ、そして、小麦をまく準備をはじめなければ。手をかけない菜園畑でも、いまの時期は鍬を持ち出して畑をする方おおし。

大豆をつくればいいじゃないかと、オーナーからも言われているので、その作付けについても一考だ。小麦→大豆のローテーションをまわすためには、いつもより早く種をまいたほうがよいのかもしらん。

秋の火入れ雑感

 火入れが近づくにつれ、そのことばかり考えることになる。「とらわれてしまう」あるいは「まよいなやむ」ともいえるが、数式を何度か組み替えて計算し直す感じに近い。たとえば、さまざまなシミュレーションを繰り返すという形をとる。前提条件がひとつかわれば経過も結果もかわってくる。そのパターンはじつに多岐にわたる。雨が3日前に降った場合、2日前に少し降った場合、当日朝から北西の風2mの場合、無風だが午後から北東の風となる予報の場合、15人集まる予定が10人となった場合、次の日が雨になりそうな場合、前日の雨がひどく延期を決めた場合……、などなど。ファクターは組み合わせも含めると人間の思考回路にとっては無限ともいえるほどにあるのだから、いくらやってもおっつきはしない。
 だが、今回ばかりはいつもにましてかなり限定的であった。
「まず燃えない」
 これが大前提。 まかり間違って勢いよく、いつもどおりに燃えた場合ーーを考慮した準備をどこまでするか。これに少々頭を使ったくらいなものだ。だからこそ、余計なことを考えてしまった。とくに終わってから。
 予期した範囲を少し下まわるくらいに、燃えなかった(=延焼が起きず、予定区画の2割弱を燃やした)。燃えるって何だろう、ということや、これまでの振り返りなど。 「ぜんぜん燃えてなかったね」と遠くから眺めた人がいうよりは燃えている。ちょっと写真でみてみよう。 車で通る道から眺めるとこんな具合。
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近寄ってみれば、こんな具合。
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さて、燃えるって何ということについて。今回、11時ごろに着火して、19時くらいまでは燃やし続けているので、8時間かけている。これが「燃えた」といえるときならば、どうなのか。
 約5倍の面積と量を4時間以内で終えているだろう。
 この違いはなんなのかということがひとつ。さらに敷衍するのならば、「燃える」ことの違いを「酸化反応」とあわせて、解いてみると、焼畑がなんなのかってことも、また違った面で捉えられるのかなと思った。錆びるのも燃えるのも同じ酸化であり、発生する(放出される)エネルギーも変わらないはず。
 ゆっくり燃えるか、早く燃えるかの違い、なのか、どうなのか。などなど 。
 下の写真は時間内に燃えきらんかったので、火切りをしている様子。
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秋焼きの準備

 今週末、「夏の忘れ物」をとりにいく。焼畑の火入れである。 島根大学里山理研究会が中心となって、昨年から竹を切り、動かし、準備してきた場所である。当初の計画では、8月に火入れして、4年ほど種取りを続けてきたカブ(山形県一霞の温海かぶ)を蒔く段取りであった。が、いかんせん、準備(人手)が足りず、延期に延期をかさね、ここまできた。秋雨が続いていて、一度はカラカラに乾いていた土も竹も、ずいぶんと湿ってしまっている。焼けるかどうかは微妙なところだ。
 火入れ地は、北向きの斜面であって、日照こそよくないが、土はよい。だから8月上旬の暑い時期にまいても、発芽直後に死なせてしまうリスクも低かったろう。 昨年は8月10日(だったか)に蕎麦をまいたのだが、その後、雨がまったく降らず、土も固く(馬の背にあたる土地)、ずいぶんと種を死なせてしまった。9月も下旬になると、今回火入れする斜面はほとんど陽があたらない。場所にもよるが平均して1日1〜3時間ほどではなかろうか。ここにカブを蒔くのは少々遅すぎる。小さくとも育たなくはないだろうが、虫に食べられやすい幼葉の期間が長くなり、コオロギたちにとっては喜ばしい限りであろうが、カブとして成育する前に食べつくされてしまうかもしれない。

† 1. そうした虫害を少なくするためには、日当たりのよい場所へ虫が食べ尽くせないほどに厚めに蒔く、そして適切に間引きするということがポイントのひとつとなる。  下の写真は昨年10月5日。8月上旬に火入れした場所で、蕎麦が育たなかった場所へ、8月下旬〜9月初旬、カブの種をまいたところのもの。
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† 2. 今回の利点は、土がよい(おそらく)ということ。諦めてしまったもの、試したかったものを少量まぜてみるのもよい。多品種混作である。候補は津田カブと地カブ(正月カブ)。地カブの種が残っているかがこころもとない。家の庭で芽を出し始めているので、移植するのもありかもしらん。 けれども、交配しやすいものを置くのはちょいと気が引ける。数年は面倒をみないといけないから。春に花が咲く前に取り除くこと。発芽しなかった種は遅れて咲くので、それらも気をつけておかねばならんし。やめときましょ。言い出したことだけど。津田カブは1年目に撒いて、おそろしく発芽率が悪かったので、山の畑、焼畑には向かないのだろうという仮の結論を出して、2年めからはやっていない。

† 3.  牛を入らせないための柵をつくる手間の問題もある。どの程度の面積に、どう配置するかということ含め。また、なにも蒔かない場所をつくるのかどうか。裸地をつくるのは土がよい(別視点からみれば流亡しやすい)だけに回避すべき。
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† 4. 基本方針としては、柵をつくった内側にカブ。虫にやられてしまい、生育に希望がもてない場合、10月下旬に古代小麦をまく。柵の外側はのらぼう菜を少し。か。

今日の山畑、アマランサスの収穫のはじまり

 秋焼きの予定を週末に控え、天気予報を数時間おきに確かめてしまう日が続いている。
 10日ばかり前の予報では、今週は晴れの日が続くはずだった。ところが、日を追って曇りマークがふえ、雨マークがふえ、じょじょに降雨の時間もふえ、予想雨量もふえ続けている。お天気とはそんなものだ。人の期待や願望にそうものではない。あぁしかし、土日の降雨だけは……、と、いまのところこの願いくらいは叶えられそうだ。さて、春にまいたアマランサスは先週に収穫する予定であった。それが雨でながれ、明日に計画変更していたのだが、どうやら明日は雨になりそう。ならば、とれるもの、倒れやすそうなものだけでも今日取り込んでしまえと思い立ち、急遽刈り取った。 大きなものを6〜8本か。いちばん背の高いものをはかってみたら、2m70cm。でかい。播種したのが確か6月10日だったので、90日ほどでの収穫となる。
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ほか、いくつかの状況を確認したので、以下かんたんに。

 

陸稲 みてのとおり、よくない。元気がない。よい株もあるので、1ヶ月後に。 P1280715

サトイモ 焼き畑でサトイモというのは馴染みが薄い、かもしれないが、九州・四国の焼き畑ではかつてよくみられたものらしい。南方の焼畑文化の残存形態とみる有力説として、研究者には既知のことではある。それはさておき、夏の日照りにもよく生き残って、なんとか収穫できそうな感じですよ、これは。土を盛っておいたほうがよいかもしらん。三刀屋のとある農家のじいさんが地場のものをずっとつくっておられて、間接的にゆずってもらったものなのだ。うまくできたら、お返しせねば。
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◉ホンリー 小池教授の実験的栽培なのだ。赤、ピンク、黄色の彩りが美しい。まだ食べたことがないのだが、台湾キヌアと呼ばれているのだから、キヌアとしてあつかえばよいのでは、と思う。
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◉タカキビ 実の入りが悪い。そもそもが遅かったので、こうなるよね、というほどのこと。せめて秋雨がすぎて明日からでも晴天が続けばねえ。と思ってはみるのだ。
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◉モチアワ 忘れてた。鳥の存在を。そろそろ色づいてきたかなあというものから啄まれている。種取りしたいものだけでも網をかけようか。網、かう。
◉サツマイモ 2年前は、モチアワ、タカキビ、ホンリーが牛に食われて、サツマイモなどまったく口にされたものではなかったのに。今年はタカキビもホンリーも陸稲も、そちらには目もくれずにサツマイモの葉と茎がこれでもかとばかりに食われてしまった。どうして? とりあえず、こんなところ。

ウバユリの花

 ウバユリの花です。これは今年ずっと観察していた斜面で撮影したもの(7月23日)。
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 山にユリの根を掘りに行き崖から落ちて…というニュースをもう聞かなくなりましたね。かつて「食糧」のひとつであったことは確からしく、いまよりはるかにたくさんのユリが山中で咲き乱れている姿を幻のように記憶しているお年寄りの話が聞けるのもあと何年か。が、その幻を再び現実にしてみたくなる、こともあるのです。そう、ことしユバユリの花が焼畑4年目の場所に一株咲こうとしていました。鱗茎が生き残っていたのでしょうか。ケモノについてどこかからやってきたのでしょうか。ちょうど日陰の斜面もあることですし、ふやしてみたい誘惑にかられます。
 昭和53年発行の宮本巌『摘み草手帖』(山陰中央新報ふるさと文庫)には、ユリを食用としたいくつかの記録があっておもしろくおすすめです。ウバユリからつくるカタクリ粉の製法もあり。ユリは数少ない日本原産の「食用」植物なのだから、話には事欠かないようでいてそうでもないと最近知りました。
 さて、そんなことをも念頭におきつつ、明日は火入れ準備の活動をダムの見える牧場でやります。猛暑ですので、午前のうちにささっと。 汗をかいて昼には極上のビールを飲みたい方も、そうでないかたも、お気軽にぜひ、お越しください。 竹の焼畑春夏〜活動連絡頁

6月9日の春焼レポートをアップ

 6月9日の焼畑レポート(速報簡易版)をアップした。閲覧頒布はご自由に。

http://s-orochi.org/public/wp-content/uploads/2018/03/yakihata2018haruyakirepo.pdf

 さて、関係各所に郵送したり直接届けたりしているなか、呼び止められて、話をうかがう。

《木は切り立てのものもよく燃える。油があるから。ちょっと置いたものより。山ひとつやったときにはそうしたものだ。庭木にするような木はとくに》

 これ、ほんとかなということと、一理あるかもなあということと。「今度やってみます」と半ばから返事でこたえたものの、確かに冬の時分、雪がうすくつもっている頃に、それやったことがある。伐採後6ヶ月はたった乾燥したものが半分、その上に当日伐採した竹をさらに倍ほども積んで燃やしたのだが、よく燃えた。きれいに炭と灰になった。

・油は燃えるというより、水分をはじいて材が吸水するのを防ぐことで、へたに乾燥するよりはよいのだろうか。

・切り立ての木の枝が燃えるとは思えず、樹種によるのだろう、竹などはそうか。

 やってみるのが一番。冬にいろいろ試せればいいなあ。

春の火入れレポート

 6月9日の焼畑レポート(速報簡易版)をアップした。閲覧頒布はご自由に。

http://s-orochi.org/public/wp-content/uploads/2018/03/yakihata2018haruyakirepo.pdf

さて、関係各所に郵送したり直接届けたりしているなか、呼び止められて、話をうかがう。

《木は切り立てのものもよく燃える。油があるから。ちょっと置いたものより。山ひとつやったときにはそうしたものだ。庭木にするような木はとくに》

 これ、ほんとかなということと、一理あるかもなあということと。「今度やってみます」と半ばから返事でこたえたものの、確かに冬の時分、雪がうすくつもっている頃に、それやったことがある。伐採後6ヶ月はたった乾燥したものが半分、その上に当日伐採した竹をさらに倍ほども積んで燃やしたのだが、よく燃えた。きれいに炭と灰になった。

・油は燃えるというより、水分をはじいて材が吸水するのを防ぐことで、へたに乾燥するよりはよいのだろうか。

・切り立ての木の枝が燃えるとは思えず、樹種によるのだろう、竹などはそうか。

 やってみるのが一番。冬にいろいろ試せればいいなあ。

火入れの後、鍬を入れて腰を抜かしたこと

 6月9日に火を入れ、翌10日に播種やら苗の植え付けやらをやった。そして17日になり、サツマ芋の苗は枯れている。「枯れるの覚悟で植えるか」とは言っていたものの。火入れ後、地面に鍬を入れてみて、「なんじゃこりゃあ」と腰を抜かしたその意味はあまり理解されていなかったように思う。
 この土じゃあ無理です。条件がそろえばなんとかいけるかも、というところ。昨日は炎天下のなか、水をまくというので、アホかと。夕方以降に撒くのだということにしましたが、どうでしょうか。
 自分たちで、みて、かんがえて、きめて、やる、ことを促してきた「つもり」ですが、いかんですね、深く反省する時間を車を運転しながら、鍬をおろしながら持ちました。かくいう我も、陸稲の苗を「ダメかもしれないし、そうなるだろう前提」で、植え付けはじめたのですが、徒労感が先行し、ママゴトのような施業となりました。トホホ。保険のために、桁の斜面をキープしていたので、そこを急遽草刈りして、植え付けはじめたのですが、試しに鍬を入れた場所が幸運にもよかっただけで、砂利が多すぎ、難儀です。小一時間ほど格闘して断念。この斜面には、アマランサスを明日明後日にと決めて、別な手を思案しました。が、なにも思い浮かばない。あげくに、炎天下に放置した苗が収縮し黄色く変色しはじめる始末。
 そんなことがあった翌日ゆえ吉宗農園の投稿が新鮮でした。
 吉宗さん、農園見学について曰く。
「どんな方が来られてもすぐ仕事にしてもらえる洞察力と臨機応変に対応する知恵を身に付ける練習です。また、伝えることで自分自身理解を深める」と。
 来月再来月のどこかで見学を申し込もうとスケジュールをながめつつ、忘れぬようここに記しておくモノです。

ウバユリ、チガヤ、ハチク

 火入れから4年を経過した、通称「中山」では、植生のきわだった変化が見られる。
 今年(2018年)春の徴を忘れぬうちに書きとどめておく。

 写真にみえるウバユリ、これまで牧場地ではまったく見られなかったものだ。種がどこから運ばれてきたのか、休眠していたものが芽生えたのか……。通称”中山”のなかで古い通し道から1段あがったところにある。日陰で水のあるところに植生の適応があるはずの植物だから、なぜにここに?しかも単独でという?がつきまとう。来春また観察してみよう。

20180526-P128013602

・昨年目立ったミツマタはどこへ行ったのか、今年は開花をみることができなかった。知らぬ間に(夏の草刈り等で)短く切り詰められてしまったのか。

・イタドリがふえた。

・春に開花するアザミがやや減った。

・火入れ1年目には単一植生で山を占有していたアレチノギクの姿がうすい。これからなのか。ただ、昨年夏の火入れ地にはボツボツと「きゃつら」とこぼれだねからの蕎麦だけが芽を出している。 
 牧場の火入れ地に関してはまずこれだけ。まだまだありそう、あるはずで、思い出したら追記しておく。

 さて、住まいする木次町30区の山道、道路の脇に出ていたハチクを切ってきた。時期は遅い。多くは、背丈を超えるほどにのびている。喰えるかどうか。結論として、さすがに背丈ほどのものは筋張っていて食べるのには難あり。だが、根本に近い部分のほうが先端よりもより食しやすくはあった。

 チガヤはここ数週間で穂に花をつけている。「シューッとぬいて」、茎の下をかじりながら吸ってみると、甘いような気がしないではない。少なくとも苦みはなく、2本、3本とかじってみるうちにくせになりそうだ。子どものおやつにはちょうどいいのではないか、これくらいの甘さが。

 ジューンベリーは、最近、鳥がしつこくこなくなったせいか、人が食べるぶんもけっこう残った。毎日つまみぐいしている。とりたてがいちばんおいしい。山にたくさん植えても鳥の餌にしかならないだろうから、庭に植えて楽しむのがいいんだろう。果実が実る木をもっと世にふやしたいものだ。

 実生から育てられないものか、ちょい挑戦してみようか。ガマズミの実は今年も芽を出しそうもない。やり方をかえて、また来年チャレンジしよう。そろそろ挿し木用に山から枝をとってこなくては。

竹の焼畑2018-春の火入れ前に

 記録が残せていない。  2018/05/27時点。  春の火入れ準備へ向けて、7〜10回の活動日を経過したところで、ざっくりと、遺漏もあること前提で、ほんとうにざっくりと記しておこう。

◆2017年の夏焼地あとの状況

・蕎麦も温海カブも成育はよくなかった。土質、地形、気候、種子、など各種要因と相互連関の複雑さからいって、「原因」たるものを記しがたい。どれも、『栽培」にとってよいとはいいがたいものがあるという点はあった。

・カブは種取りのために残してある。蕎麦の跡地を中心に古代小麦を11月ごろ撒種して、発芽そのものはよかった。春からの成育が遅かったのは山地特有のものだとしても、春先に鹿(だろうと思われる)の食害にあい、その後の乾燥もあって、枯れてしまうような区画が3〜4割あった。

・そして、昨日、5月26日の写真を下にあげる。

◉温海カブの春

 小鳥、おそらくスズメではないか。ほとんどの実が食べられてしまった。

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5月16日の状況がこうであった。

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ここから10日が経過していたわけで、そりゃ間があきすぎていた。枯れるのも早い。一昨年は6月の上旬に種取りをしていたから、遅すぎるというわけでもない。平地では時期としてはまだ少し早いくらいだから。ただ、もともと食害にあっているということ、そして水持ちが悪い場所にあった(馬の背部分)ということ、今年は植物の開花・結実が平年より2週間あまり早いということを考えれば、もっと早くに動いていれば、ここまでひどいことにはならなかったろう。

 やむを得ない。一昨年の種が若干残っている。発芽率は落ちているだろうが、それらを撒くことと、保険として昨年購入しておいた温海カブの種子を今年は使う。

古代小麦の春

こういう状況だ。

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出穂も得られた。問題はここから先。少なくとも鳥には食われないように、開花後2週間後くらいには防鳥の網をかぶせることとする。 きびしいなかでのかすかな希望でもある。カブも蕎麦もダメであったし、鳥からも獣からも食われていまうという状況のなかで、どういう結果が得られるか、もう少しだけねばってみたい。